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ドレスは脱ぎ捨てた

更新はまちまち。

2021-01-01から1年間の記事一覧

12/12

終わるくらいなら始まりたくないと何度思い直しても衝動に抗えず始めては終わり、始めては終わりを繰り返した2021年。楽しい日々の裏でいつ来るかも分からない終わりに怯えて号泣する準備をしている矛盾と虚無を抱えながら。誰かに壊されるくらいなら自分で…

11/29

もう11月も終わるんだな、とふと思いながら、浅い湯船に肩まで浸かろうと深く沈み込んだ。今年は色々なことがあったが、それら全てがもっと遠い過去のことのようであるし、まるで昨日のことのように最近のようでもある。何回も後悔したり反省したり迷ったり…

11/1

語学学校が好きだった。出身国も年齢も職業も目的も違うそれぞれの人たちがドイツ語を学ぶためだけに偶然同じ所に集められたあの場所。 ある日の休憩時間、1人の男の人が自分の妻、と言おうとした時に自分の夫、と言い間違えた時に、みんな言い間違えに気付…

10/29

起きた。ワンピースに着替えて軽く顔を洗ってコンタクトを着ける。イヤホンを耳に押し込んで庭に出る。このワンピースは2年前の誕生日に買ってもらった。フランネル素材の冬物だが脚が出てるし上着を着てないから風が吹くと冷たくて寒い。カネコアヤノのEP「…

10/27

傷つくのはもうやめたい。傷ついてばかりだった。人に優しくできる自分に優しくなりたい。もし自分の友達が同じ状況だったら?絶対こうした方がいいよ、って言ってるしみんな私にそう言ってくれてる。誰かの付属品としてじゃなくて、私を私として見てくれる…

9/19 angewöhnen

日本からウィーンに戻ってからの2週間で、それまでの自分の気持ちが大きく変動するような出来事があった。もっと言えばここ1ヶ月くらいそうだったかも知れない。 最近は少しずつだが物を捨てるようにしている。住み始めて4年目になるこの家には、色々な手続…

8/24

あなた、私より劣ってるものなんて何ひとつありませんよね?という人から悪意を向けられるとげんなりしてしまう。

8/10

ある時から気がつけばいつも死にたいなあと考えているし漠然とした虚無感を抱えているけれど、いつになったらそんなこと思わずに生きていけるようになるのかな。いつか死ぬことは私の救いで、生きている限りいつでも死ねることは私の希望。

7/20

自分のそばにあったものを失うのは怖い。もともとなかったものが偶然現れて、それがまた元に戻っただけだ、と思うしかない。いつか失った時のために。いつか失うことになったとしても、そばにあった時は幸せだったのならそれでいいのではないか、と思いなが…

7/10

昨日、のだめ見てたら自分に色々重なるとこあったな。まあ私なんかが重ねること自体おこがましいのだけれど。それでも、あー、この人とは音楽でしか繋がれないんだな、って実感させられる時がたくさんある。今週は色々低迷してピーピー喚いてたけどすごく大…

7/4

江國香織の好きな小説の一つに「東京タワー」という作品がある。江國香織の小説は細かく区切って読むことができるから、一度読み終わった本でも夜寝る前の少しの時間に数ページだけ読み返すことはよくあるのだけれど、最近この本をまたちゃんと最初から読み…

6/25

江國香織「なかなか暮れない夏の夕暮れ」を読み終わった。春に、母親に食料品等と一緒に送ってもらった。 私の振る舞いや雰囲気に見合わないらしく結構驚かれるのだけれど、本を読むのは小さい頃から好きで、学校に行ってなかった時も本だけはずっと読んでい…

silence

遠藤周作が原作を書いた映画「沈黙」を観た時の事を思い出す。 江戸時代、激しいキリシタン弾圧が行われた長崎を舞台にした作品で、作中の宣教師や神父役の人の中には実在した人もいた。朝の日の光を浴びながらミサを受けられる今とは違って、夜中にこそこそ…

5/20

心が元気な時なんてないように思うから、いつも楽しそうで良いねと言われると困惑してしまう。心の中にはこんなにもどろどろした気持ちを抱えているのに。ただ上手な見せ方を知らないから隠すしか方法がないだけで。友達と会ったり運動をしたり楽しい時間を…

5/8

4時半に目が覚めて、二度寝しながら8時になるのを待って、夏の演奏会で弾くモーツァルトのピアノコンチェルトを通しで弾いて(毎朝寝起きに1回通す、というのは4月から習慣にしている。今日は8時より少し前に目が覚めてしまったので、寝起きと言って良いのか…

2/4

自分のことを知れば知るほど、周りの人のことを知れば知るほど、自分の何もできなさ、不甲斐なさに落ち込む。 はあ、ほんとにだめだこのままじゃ。今は19歳だからいいんじゃないのってみんな言ってくれるけれど、そのうちその歳でそれはやばいよって言われる…