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ドレスは脱ぎ捨てた

更新はまちまち。

6/25

江國香織「なかなか暮れない夏の夕暮れ」を読み終わった。春に、母親に食料品等と一緒に送ってもらった。

私の振る舞いや雰囲気に見合わないらしく結構驚かれるのだけれど、本を読むのは小さい頃から好きで、学校に行ってなかった時も本だけはずっと読んでいた。

常に次に読む本が置いてあるのは幸せなことだと私は思う。本を読み終わった後の満ち足りた気持ちは好きだけれど、同時に来る寂しさから次から次へと本を読んでしまうし、積読がないと不安になる。今回はこの本の次に読む本が手元に置いてなかったため読み終えてしまうのが勿体無くて、400ページにも満たないような本なのに、読み始めた4月からお風呂の中や寝る前の隙間時間に読み進めていたら3ヶ月弱もかけてしまった。昔はほぼ1日、2日で読み終えてすぐ次の本、という風に次々と読んでいたのだけれど、多分昔ほどたくさんの本を読む時間が取れなくなってしまったということも関係していると思う。母に送ってもらった本は他にもあるのだけれど短編集やエッセイで、私はルールとして短編集やエッセイや詩集は一気に読まないと決めている。日本に帰ってから本を買い足したし、それを読み終わったっていつでも本屋に行って本を買いに行けることを思えば、少し安心する。

思えば私の人生、本さえあれば大抵なんでも許せる気がする。例えば待ち合わせ相手が遅刻してきても本があれば3時間は待てる。