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ドレスは脱ぎ捨てた

更新はまちまち。

大森靖子さんが大好きで、暇さえあればずっと聴いている。たまに悪い面を晒されて、あんまり知らない人からは怖い人って思われることも多いかもしれないけど、とっってもお茶目で愛に溢れていて恥ずかしがり屋で大胆で本当は自分で自分を1番愛したくて愛せなくて自分で自分を肯定できなくて苦しんでいる姿や美しくなろうとあがいてもがいてる姿が本当に美しい。あとはみんなが持っている醜くてドロドロで消してしまいたいような誰にも見られたくないような心の奥底にしまって忘れていたいような心、あの頃の黒歴史、こうしたいのにこうしたくない、どっちもしたい、どっちもしたくない、こうしたいのに出来ない、という矛盾をした心をそのまんま持っていていいんだよと囁いてくれるような言葉選び。みんなが心の中に抱えていた言葉にできない、したくもない感情を躊躇なく言葉にして引きずり出してくれるところ。この人の歌を聴いていると、いつも色んなことが頭の中に浮かぶ。昔の恋人、今の好きな人、嫌いだった人、仲良くなってみたかった人、自分から離れていってしまった人、自分に近づいてくれた人。あの日の朝も昼も夜も、晴れの日も雨の日もいつもこの人の歌と共に生きてきた。あぁ、この歌はまるで私のことを歌っているようだ…!と、大森靖子さんを好きな人ならみんな1回は思ったことがあると思う。心のド真ん中に刺さる言葉使い。まるで一度刺さったら最後抜けない刃物のようなのに流れる血はどうしようもなく温かくて優しい。そして誰に何と思われても、自分の伝えたいことを1000%伝える為に、伝え方に決して妥協しないところ。いつも全身全霊で命削って曲書いてくれて歌って表現してしてくれるところ。私が人生の大事な局面に立った時、頭にはいつも貴女の歌がある。辛くて死にたくなることばかりだけど、大森靖子さんの曲が聴けるのならもう少し生きていたい。もしも死んで、彼女の曲が聴けなくなるならそれは少し寂しいことのように思う。