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ドレスは脱ぎ捨てた

更新はまちまち。

4/29 アイアン・メイデン

日曜日に拷問博物館というところへ行った。もっとも、戦争や命の尊さ云々より単純な好奇心、だけれど。地図で見た限りだと生活圏内にあるんだな、程度だったけれど実際行ったらそれがよく通る公園にひっそりと入口が佇んでいたから驚いた。今まで全然気がつかなかった。昼下がりの太陽の下では子供達がボールでのびのびと遊んでいる。

クロゼットの扉のように狭い入口の扉があって、階段を下っていく。チケットを購入したいのに人がいないなあと思っていたらおばさんがさっと現れてきたので思わず悲鳴をあげてしまった。

 

結構小さかったけれど第二次世界大戦の際に使われた防空壕を改装しているらしいのと、更には(恐らく首や手脚なんかを)切る音や野次馬の歓声やカラスの鳴き声のBGMがついていたりで、ちょっとしたお化け屋敷みたいだった。メジャーなものだとアイアン・メイデンとか火炙りとか水責めとか置いてあった。拷問器具の横にドイツ語で説明書きがあったけれど、知らない単語ばかりで私にはあまり理解できなかった。

鎖で繋いだトランプを体に貼り付けて見世物にされているイラストが壁に貼ってあって、それが結構好きだった。

 

そのあと歩いて家まで帰って、途中にMariahilferkirche (kirche=教会)があったのでついでに入った。ここの教会は天井が可愛い。ミサが終わった後だったようで、おじさんが掃除をしていた。

拷問博物館に行った後に教会に行くとは、なんともいえない、と同行した一時的に下の階に住んでいる新しい友達が言っていた。

 

日本だと明治大学にあり、そっちの方が規模が大きいとも教えてくれた。