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高等遊民の極み乙女

感情の備忘録

本屋

今日は1ヶ月と9日ぶりに親友と遊んだ。楽しくて瞳孔開きすぎてよく覚えていないのと、文章にせず心に留めておきたいので、親友と遊んだことはすっ飛ばすことにする。私は普段女の子の友達と遊ぶとどうしても精神を消耗させてしまい、精神的に疲れてしまうので正直億劫で仕方なく前日や当日朝にドタキャンしようかいつも迷うくらいなのだが、親友と遊ぶと身体的には疲れていても精神的には全く疲れないし、むしろ元気になるくらいで、親友と遊ぶのは本当に楽しいし、心の底から楽しみだと思える。

今日は親が二人とも私より帰るのが遅いのに私は家の鍵を持ってくるのを忘れた。親友は塾なので先にバスで帰って、私は駅直結のルミネみたいな、ラスカという名前のビルで時間を潰すことにした。私がこれから弄ぶ時間は1時間。カフェに入ろうかと迷ったが甘いものの気分ではないというか、今日はマカロンやらケーキやら、散々甘いものを食べたので、甘党の私でも甘いものはもう一杯だった。ので、5階の本屋に行った。本屋に行ったら欲しい本が沢山あるのを思い出した。小説の世界は私を傷つけたりしないので、ずっと前から、今も好きだ。本当はTwitterとか睡眠とかしていないで本をひたすら読んでいたい。百田尚樹の小説が好きで、久しぶりに彼の小説を買おうとしたら1番彼の小説が多く並べられていた時よりも随分少なくなっていたので驚いたのと、少し寂しい気持ちになった。「モンスター」を買おうと思っていたのに並んでいなかったので諦めて、取り敢えず倉狩聡の「かにみそ」を手に取ったのだがそこで初めてこれがホラー小説なのだと知った。ホラー小説なんて普段は買わないけれどたまにはいいかな。そして次に、山田詠美の「放課後の音符」を買おうと思っていて、これが何文庫か調べたら新潮文庫と出てきたのでそこのコーナーに行こうとしたら、ここの本屋には新潮文庫が無かった。今思ったのだけれど、普通にここに並んでいる文庫の作者のあいうえお順から、山田詠美があるか見つければ良かった。まあここの本屋にはいつでも行けるし、次覚えていたらそうしよう。並べられている本達をざっくりと見ていたら「試着室で思い出したら本気の恋だと思う」を見つけた。これもほしかったのを思い出したので迷わず手に取った。ああ、このタイトルはルミネの広告だっけ?良いタイトルだな。今日は幾つもの服を試着した。「この服を着てあの人に会いたい」そう思える人がいるのは良いことだと思う。今日、幾つもの服を手に取ったとき、きみに会うための服を選んでいるのだと気がつけたのは、新宿には似合わないくらい空が綺麗な秋だったからかな。新宿は汚いし臭いし下品だし本当に最悪な宿だ。最後に江國香織の「落下する夕方」を手に取った。前から、1年程前から江國香織を読みたいと思っていて、でも何を読みたいとかは特になくて。タイトルと表紙に惹かれて、吸い寄せられる様に手に取った。

レジのおばさんの顔はかなり疲れているように見えた。あとファンデーションが白すぎて幽霊みたいだ。否、こういうこと言うのは良くないな。この人は優しい人だろうから心が疲れてしまうのかも知れない。そう邪推しておく。1時間経ったのか、と気づいたのはお会計を済ませた後父から家に帰ったと連絡があったからで、父に駅までのお迎えを頼んだ。こうして私は、本を3冊手に取るだけで1時間をいとも簡単に潰せてしまうことが分かった。どうせなら駅とか人が多いところではなく、駅の大通りを外れて裏路地の一角に誰もが素通りしてしまうくらいひっそりと営まれている様な、奥にはヴィンテージ物の重厚感ある茶黒の色の横長で手すりが渦巻いていて猫足のソファと、それとセットのローテーブルがある様な、そういう静かな本屋で1日を潰したいところだ。

私は朝10時に起きて軽く身支度をし日焼け止めを塗って本屋に向かう。気温は18度、よく晴れていて空が高い。11時頃についたらもう本屋が開いていて、扉を開けて愛想の良い店主ににこにこと出迎えられながら大きな本棚へと向かう。400ページほどしかない知らない作家の文庫本を何となく買ってお会計を済ませ、奥のソファに浅めに腰掛けてその本を開く。本屋の客は私しかいない。途中で深めに腰掛けて、そうして40分程読み進めていたらいい匂いがして。本から顔をあげるとローテーブルにあったのはマイセンのカップに注がれていたコーヒーと、マイセンのお皿に乗せられているフィナンシェがあった。更に視線を上げると店主の奥さんが目尻にシワを作っていて、ああ、サービスしてくれたのだと気づく。ひとこと礼を告げてフィナンシェを齧るとふわっふわで温かい。手作りらしい。甘めのそれと深いブラックコーヒーがよく合っている。お菓子作りやお料理が好きみたいで、この奥さんの手料理が毎日食べられる店主が羨ましいと思いながらコーヒーカップをソーサーに戻し再び本に視線を落とした。

次に本から視線を上げた時は、家を出た時の天気が嘘の様に雨が降りはじめていて。雨宿りついでにまだここにいなさいな、とコーヒーのお代わりが注がれた。ありがたい。相変わらずお客は私しかいない。私は最後の一口となったフィナンシェを勿体ぶりながら、口の中に放り込む。

本を読み終える頃には雨は上がっていて、屋根から雫が滴っている(ポタ__ポタ__)

結局今日のお客は私だけだった様だ。

すっかり長居をしてしまったことに謝罪をすれば2人共は声を揃えてまたおいで、と言ってくれて、嬉しくなった。奥さんにフィナンシェのお土産を頂いたので、家族で食べることにする。そうして私はまた必ず来ることを約束してそのお店を後にした________。

 

 

 

 

などと考えていたら普通に日付けが超えていた。さすがにそろそろお風呂にお湯を溜めないとな、と思ったところで大好きなミュージシャンがツイキャスを始めた通知が来たので、お風呂はもう少し後にする。後この日記結構沢山書いたと思ったけど文字数そうでもなかった。