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掃き溜め

掃き溜め

整形と精神

私もうこんな顔嫌なの 涙で視界が歪む 昼も夜も朝も 鏡 写真を見るたびに嫌になる  こんな顔で今年もピアノの発表会に出るなんて、横顔を見られるなんて、これから生きていくなんて、写真を撮るなんて、怖くて 嫌だしか言えなくなる 手持ち無沙汰にリラックマの白いお腹を撫でるしかなくなる メソメソグズグズモード。 

一重ならアイプチすればいいし、黒目が小さいならカラコンすればいい。鼻が大きい、筋が通ってないならノーズシャドウがある 輪郭が丸いならシェーディングがある 眉毛だって描ける 顔が赤い、肌が汚いならコンシーラーやカバー力のある下地を使えばいいのに

口ゴボは、出っ歯は、面長な顔だけは、即席でカバーはできない

この事実に悔しくなって悲しくなって、やっぱり怖くなる。

こんなに苦しいなら、こんなに辛いなら、もうこれ以上誰の目にも触れないまま 一生寝ていたい。見られたくない。

最近は寝ている時間が1番好き。夢なら自分の美醜なんて微塵も気にせず 自分のコンプレックスをなくした美化した顔で、好きな世界に好きな人と自分に都合のいい世界でいられるんだもの。

私が行きたいのは精神科じゃなくて美容整形外科なの。

あーあ、アデノイド顔貌でさえなければ、アデノイドを除去するリスクもお金もいらなかったのに。そのお金を他のことに使えたのに。こんな悩みなんて微塵も気にせず もっと自分の事好きでいられたのかな。もっとのびのびできたのかな。私に向けられるカメラに、シャッターを切った写真に、誰かに見られる不意の顔に、怯えることなんてなかったのかなあ。

私が口呼吸していなければよかったのだ 小さい頃、ママが止めてくれればよかったのに 考えれば考えるほど美容や健康にまるで興味のない母を少しだけ恨む きっとこの気持ちを母は 一生分かってくれることはないだろう

大人になってからじゃアデノイドを除去したって戻らない そろそろ成長が止まる わたしにはもう時間がない

タラレバなん、て言いたくないのに。