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掃き溜め

掃き溜め

一向に眠れる気がしない。仕方なく携帯のディスプレイを開き時計を見れば午前2時、布団に入り目を瞑り続けてから約2時間も経っていた。自分の寝付きの悪さに呆れた

遅くまで起きている友達からのLINEを返信する。彼の前だとダメな私になってしまうし彼には何でも話したくなる、耐え切れず生理前、寝不足、体調不良の三拍子が揃ってしまい明日の用事が憂鬱だと相談をした。

元々感情に波があるし引きこもり気味な私は直前になってどうしても行きたくなくなることが多々。遊びや食事なら友達を大切にしなきゃいけないし、行けば楽しいことは知っているから行けるけれど。学校やならい事や最近始めた日雇いのバイトはこうもうまくはいってくれない。心の中に行きたくないモードみたいなスイッチがあって、それが押されると半ば行く気がなくなっている。本当に自分に甘い。

脳内の悪魔が、行ったところでクマだらけ、年が離れすぎている男の人は苦手だって先日他のバイトで分かっただろ、しかも大したお金にもならない、無理していく意味あると思うのか?断れよ、と囁いている。それと同時に脳内の天使も、他人にしたことは自分にも返ってくる。だから行ったほうがいい。なんてささやかに反論している。

先述したように自分に甘い私は行きたくない理由、行かないことが正当化される理由のほうが多く出てきてしまう。

彼はこの日雇いのバイトあまりいい心象を抱いていないし脳内の悪魔と同じ考えを持っていて、熱出たとか言って休めよ、なんて。本当に私に甘いなあと不覚にも笑ってしまった。

そうこうやりとりしているうちにどんどん時間は進む。多分これは無理なパターンだ、と自分でも分かっていた。だからこそもう日雇いのバイト自体やめよう。今日のクライアントに自分勝手過ぎる断りの連絡を入れ、バイト探しをしていたアプリを消した。

正直滅茶苦茶すっきりした。早起きして化粧をして服を着て父に車で送ってもらい、片道1時間電車に乗ってようやくついたかと思えば行く場所はスタバ。からの初対面の年が離れすぎている男の人と会話してクマだらけの顔面の写真を撮られて……なんてプレッシャーと文脈だけで想像するつまらなさから開放されたのだ。

彼からも安堵したとのLINEが来たしきっとこれで良かった。もし自分に返ってくるとしてもきっと遊びや食事のドタキャン。なんて超都合良く言い聞かせてもう考えるのをやめた。