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1/15

起きたら喉が痛かった

暖房をつけたまま寝ていたから乾燥したのだろうか。それとも友達が私と遊んだ2日後にインフルエンザと診断されていたから移ったのだろうか。でも熱はない。昨日は16時頃から18時半まで仮眠をしていたから夜に眠れるか不安だったが疲れていたのと体調が悪かったのもあり0時過ぎには眠った。

湯船にお湯を張って、先に髪の毛と身体を洗って肩までバスタブに浸かる。外は曇っていて、薄暗い。11時半。灰色に満ちているバスルーム。

お風呂から上がり髪の毛を乾かしたらバターを塗ったライ麦パンに目玉焼きとチーズを乗せてトーストして食べた。それから鮭を焼いて、白菜とわかめで味噌汁も作って飲んだ。

昼過ぎから出掛けるというのに雨が降ってきてしまって、あら、と思ったけれど私が家を出る頃には止んで、雲も見当たらないくらい晴れていた。だいぶ日本の寒さに慣れてしまったと思ったが思ったより暖かくて良かった。最初日本に降り立った時、本当に暖かくて春かと思ったからだ。ウィーンは1月になって、12月よりさらに冷えたり、吹雪いたりしているらしい。Lidiaさんが、What's appでウィーンの吹雪いている様子を写真で送ってくれた。

最寄り駅のホームに立ち携帯にイヤホンをさして、BrahmsのViolin Concerto Op.77を流す。最近クラシックを聴く時はピアノソロよりもヴァイオリンやらビオラやらチェロやらが入っているconcertoやsonataを聴いている。運良く1つ席が空いていて座れたので、家を出る直前で鞄に突っ込んだ江國香織冷静と情熱のあいだ を昨日やめた途中のページから開いた。福岡に住んでいる友達が私の帰国に合わせて誕生日プレゼントとして6冊の本と麻で出来たブックカバーを贈ってくれた。この本はそのうちの1つ。

横浜駅に着いて、東海道線から東横線へ乗り換える為に階段を降りていた。ポケットに手を入れようとしたが今着ている灰色のコートにはポケットがない。ホームに着いて電車を待っていたら流していた曲が終わったので今度は同じ作曲家のピアノ五重奏をかけている。待ち合わせをしている友達に16時39分に渋谷駅に着くとLINEをした。私達はいわゆる悪友のようなものだ。会うと大抵話が下衆なものになる。それが新宿の地下1階の純喫茶でも、銀座の白にまみれたモンブランが美味しいカフェでも。

鞄からリップクリームを取り出して数回繰り出してから、下唇と上唇に数回ずつ塗ったあと、Diorのリップマキシマイザーを重ねて塗った。日本の冬は乾燥しているから。色々なクリームが必要になる。

1/1、1/2

朝5時過ぎ、寝ている母に海に行くと告げ(もちろん返事は来ないが)玄関を出た。荒井由実ルージュの伝言を聴きながら。飛行機が経つ前も聴いていた。約5ヶ月と半月ぶりの近所をきょろきょろと見て歩く。特に変わりはない、私の知っている道。2日前は私の歩く隣に恋人がいたのに、今では時間の流れすら違うくらいに遠いところへ来ている。空港から家に帰るまでの車の中でもウィーンへ戻りたいと泣いた。すぐ戻れるよとみんな言うが、そんなことはないと分かっている。でも出発直前まで恋人の部屋にいて、彼のTシャツを着ていたままで日本に帰ってきた。代わりにスワロフスキークリスタルでできた六十四分音符の置物を渡した。同じ素材でできたグランドピアノの置物と合わせて買ったもので、そっちは私が持っている。

日本に帰国して7時間弱、私はまたこの日本に馴染んでしまった。最近はよく荒井由実を聴いている。途中で何人もの男の人の集団とすれ違った。やっぱりいつの時もどこの国でも男の人の集団は苦手だ。まあー、得意な人なんていないか。星が見たいからわざわざ日の出の1時間半以上も前に来たというのに、今日は結構な曇りであまり見えない。三日月より少しばかり太った月。海まで来ると金星やさそり座の一等星くらいは見えた。後は時々雲の隙間から顔を覗かせる小さな星たちがかわいい。手持ち花火やらタバコやらで火遊びをしている若者たち、懐中電灯を照らしながら散歩している老人、自転車で駆けるおばさん、薄着で階段に腰掛ける17歳の女。海に着いたら今度はクラシックを聴き始めた。とりあえずはじめにモーツァルトのピアノコンチェルト23番の3楽章。モーツァルトの中でも特に大好きな曲。するとだんだん、真っ暗だった空に少しだけ色がつき始めた。ウィーン帰りの私からすると気温自体はそこまで低いわけでもなかったが、あんまり暖かくない格好で長い時間外にいたからさすがに身体が冷えてきてしまって、日の出が始まる頃には指一本動かすのもやっとだったほどかじかんでいた。コンビニでアイスや温かくなるものを買おうと思って千円札をポケットの中に入れておいたのに、冷えすぎてその気力すら湧かず数枚写真を撮ってから足早に帰った。その時トークをしていた何人かに送信して、8時になる少し前に寝た。私の部屋は遮光カーテンなので、朝日が昇っていても真っ暗。朝寝にも昼寝にも、もちろん夜寝るのにも向いている。起きたら日が暮れていて、来ていたLINEひ返事をしてから母とコンビニに向い、アイスやアーモンドフィッシュやミックスナッツ(無塩のもの)を買って、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ニューイヤーコンサートを観ながら食べた。去年たくさん行ったMusikverein。見慣れたウィーンやオーストリアの風景も映像で流れてきた。コンサートに行きたくなったけれど、良いオーケストラはあるだろうか。それから日本のコンサートはチケット代が高いから悩みどころだ。交通費もかかる。

話が変わりますが1/2になりややゆっくりめに起きてからアイスを食べみかんを食べ、家にあるコーヒーメーカーでいれたカプチーノがあまり美味しくなくて残念な気持ちになった。夜はヴァイオリンソナタを聴きながらハーブティーにはちみつを入れて飲んだりペディキュアの色を変えたりした。前は恋人の好きな濃い青色だったけれど、今度は薄いアイスグレー。気分も変わって嬉しくなった。恋人がいなくても楽しめることがちゃんとあった。

今回超不本意に一時帰国する羽目になったのはあんまりベッタベタし過ぎないように、という神の意志なのかもしれないし、ほんとうは恋人に会わなくても楽しくやっていけるワ、くらいの精神でやっていきたいんだけれど。ウィーンにいると、会いたがったら会えちゃうから。日本にいればどう頑張っても会えないし。でも会いたい、ってのを繰り返してる。日本にいることも、恋人に会えないことも別に悪いことじゃないんだけれど。日本に来たと言うとみんな、おかえりと言ってくれて喜んで予定を空けてくれるし。ただ今回はそれが私の意思じゃなくて不本意にそうせざるを得なかったから、何か物足りないし1日でもはやくウィーンに戻りたいし、1日でもはやく恋人に会う為の次の予定が欲しい。そして次は自分の意思で日本に帰って、純粋に楽しみたい。

今日は年明け初友達とご飯。上野に行くので、私が上野東照宮にも行きたいと言ったら快くOKしてくれた。楽しみ、もう寝てちゃんと起きよう。

という投稿を1/2にしようとして忘れていた。

12/18

起きた。携帯を見たら4:44だったから、多分起きたのは4:42か4:43くらいだろう。昨日はやたらと眠くて21時半より前にはベッドに入ったし、22時前後には眠ったと思うから、これくらいの時間に起きてもなんら不思議ではない。いつもならまた眠ろうとするところを立ち上がってトイレに行ったらお風呂に入りたくなったので湯船にお湯を張っている、それから文章を書きたくなったから約1週間ぶりにこうして日記を開いている。寝起きに豆乳を飲むのが日課だから、例によってさっきも豆乳を飲んできた。さて何について書こう。特に書きたいことがあるわけじゃなかったんだけれど。

土曜日にÖIFという所謂ドイツ語の検定のような試験があった。MarianaさんとLidiaさん以外の人は約1週間か2週間ぶりで、学校に着いてからみんなとハグしあって声を掛け合った。うちの学校はその試験の会場なので、うちの学校に通っている人以外もたくさんの人が来てた。16人もいた。あんまり自信ないけれど一応頑それなりには勉強したつもりだからなぁー。試験から解放されたと思ったら今度は結果を見るまで胃が痛い。今週中に学校に取りに行こうと思っているところ。これでほとんどの人とはもう本当に離れ離れなことを考えると寂しい。連絡先を交換すればよかったと思ってる人がいるけれど、まあ仕方ない。連絡が取れなくても良いんだ、大好きだから。

土曜日の夜に、日本で習ってるピアノの先生の旦那さん(ウィーンと日本を1ヶ月ごとに往復している)とご飯を食べたら、羽田空港で買ったというカステラを貰った!!カステラ、材料がシンプルで美味しいから好き。日曜日と月曜日に前に日本のピアノの先生からもらったこしあんと一緒に食べた。鏡餅を探してくれてたみたいなんだけれど、それはなかったようで。でもまあ、前に先生から貰った角切りのお餅があるからそれを食べようと思う。

この日は雪が積もっていた。帰ったら同じアパートの子から、彼女と彼女の同居人と(2人はシェアルームをしている)、私の3人で中庭で雪だるま作らない?と誘いがあったのでもちろん乗る。この間誕生日プレゼントをくれたぶりだ。2人が「私シックになってたー」と言ってくれて、嬉しかった。誰かに会いたがってもらえることは嬉しい。結果はすごくブサイクでゾンビのような雪だるまが出来上がった。本当によく笑った。あの日の動画を見ると本当に笑える。主に私がうるさい。中に戻ってから1人の子がShokoladeが飲みたいと言いだし、うちに粉があったので、牛乳と豆乳とそれを取りに部屋に戻り、2人の部屋にお邪魔させてもらって、深夜0時過ぎまで騒ぎ散らかして帰った。酔っ払いでもないのに同じことを何回も言ってしまったので反省している。酔っ払いでも良くないけれど。

きっともうお湯が一杯にたまっているだろうから今日はこの辺でとブログを切り上げて下着と洋服を用意して服を脱ごうとしたところで、先にお湯を止めた方が良いと思ってお風呂場に行ったら栓をちゃんと閉めていなくてお湯が全部流れていた。私はこういう風に計画が狂うことが少し苦手だ。この後本を読もうと思っていたから。それから少し眠くなってきた。今日は昼寝してしまうかもしれない。

12/9

目が覚めた。いつから目が覚めていたのかはわからない。オフホワイトの天井が私を見つめていることに気がついたから。昨日20時くらいにコーヒーを飲んだからあまり深くは眠れなかった。薄っぺらなロールスクリーンと窓、それから私の部屋。遮られた外からは、昨日からずっと轟々たる爆音で風が吹いている。もちろんただ強いだけの風が、私の住んでいる築200年の元は宮殿を改装したアパートを吹き飛ばすなんてことなどあり得ない。私は安心して目をつぶって風の音を聞く。風の音は好きだ。外出予定のない日に部屋の中で強い風の音を聞いていると、自分は安全圏の中にいるのだと思う。そしてそこから出る必要もないのだと思える。
夢を見た。私に都合の良い夢。でも現実は私に都合悪い。こんなことは今までに何十回とあったし、きっとこれからも何千回とあるんだろう。残念に思いながらおもむろに立ち上がって部屋の中を意味もなくふらふらと巡回してから、ベッドにまた寝そべった。少し冷めて気持ち良い。でも眠るつもりはない、ただぼんやりしていたかった。だって日曜日だし、まだ11時だし。
手を伸ばして捕らえたのは他人の輪郭、ではなくただの空気。当たり前だ。だって今、手を伸ばした先に他人がいないから。こういうこと書いてるからといって他人にそばにいて欲しかったわけじゃない、でも、近くに誰かいそうな気がした。いや、もちろん幽霊とかじゃなくて。まだ夢を見ているのかもしれない。ううん、もうきちんと起きている。そのまま空気を撫でた。

月曜日から風邪を引いていた。体調はまあまあ。

友達がオススメしてくれた本を先週読んだのを思い出して簡単に感想を送った。ありきたりな言葉で。でも本心だよ、面白かった。昨日また読み返したもの。久しぶりにその人と会話したことも嬉しかった。
薄暗かった部屋がいきなり明るくなってびっくりした。きっと曇っていた空が晴れたのだろう。

起き上がって着替えて、髪の毛を巻いた。出掛ける用事はなくても、寝癖の髪の毛と前髪をダッカールで留めておでこを全開にしている私より、髪の毛を巻いて前髪を下ろしている時の私の方が愛せるからだ。自分の為に自分の身なりを整えるのは気持ちが良い。

そういえば突然に日本の家のことを思い出した。晴れた寒い日の午前10時頃、いや、9時だったかもしれない。寝起きで体温の低い身体をなんとか引きずって2階のリビングに上がり、カーテンを開けて窓際に座り込んで日向に当たって暖をとることが好きだった。太陽の光がリビングに差し込んで出来る模様を、この目でよく覚えている。
ジンクスを作るのが好きだ、いや、本当は好きじゃないしむしろやめたい。でも、つい、これがこうだからきっと良いことが起きる!とか、これがこうだから良くないことが起きるかも…と何かと理由をつけてしまう癖がある。喜びはともかく、理由のない悲しみというのは私にとって重くてつらくて、受け止めたくないし受け入れたくないし逃げたい。悲しみはいつも唐突で理不尽だと思う。だからどんなに些細でもいいから起きた悲しみに因果関係があれば、まだ、悲しみを受け入れられる。無理矢理納得させる為。
去年買ったワンピースが似合わなくなったことも、去年買った口紅が似合わなくなったことも、数ヶ月前まで毎日つけていた口紅を数週間ぶりにつけたら違和感を覚えたことも、数分前まで晴れていたのにたった今雨が降ってきたことも、

ひとりでベッドに寝転んでいると、自分のことが嫌になって、このままマットレスにでも溶けてなくなりたい、と思う時がよくある。牛乳とリキュールを割った寸胴のガラスのコップ。琥珀色の液体の中に滑り込みたくなる。

あー、生きてるって実感、したいね。例えば?23時に窓を開けて曇り空を見つめながら冷たい夜風に当たっている時。私のアパートの下を歩く背の高い黒人の男を見下ろす。彼らがこちらに気づくことはない。電気を消して暗くしたぬるい湯船の中に入って大声で歌を歌っている時。暗い部屋のソファの上で日記を打ち込んでいる今。0時、誰かの隣を歩いていた時。はしゃぎながら車に積もった水分の多い雪を友達に投げた時。外套についた雪を払いあった時。

音楽でも聴きながら、夜ご飯までソファに身体を沈めてまたぼんやりしていようと思う。今日はぼんやりしたり と ピアノ弾いたり の繰り返しでした。

16 12/7

17歳になった こっち時間の16時は日本の24時なので、それと同時に数人の人からLINEにおめでとうとメッセージがきて、覚えててくれてる人がいたことはすごくありがたくて、多分本人が思ってる4倍くらい私はありがたがってると思うんですね。覚えてなくても、今はLINEで誕生日を登録する機能とか、他人のストーリーとかで、あー今日ひなみ誕生日なんだな、って分かるでしょ?それ分かってもちろんスルーする人はスルーするし、でもそこであなたは立ち止まって私におめでとうと声かけてくれたこと、すごく嬉しい。本当に。むしろあなたが生きてくれていて嬉しい。

16歳のうちにやりたかったけれどひとつできなかったクソみたいにしょうもないことがあるので、17歳の間にそれができれば良いな。いや、別に何歳になってもできることなんだけど。午前1時過ぎ、コーヒー飲んで眠れない

以下付け足し

 

ウィーンも日付けが変わり、こっちで最初に祝ってくれた、というより、もう残り数分で日付け変わるから、おめでとうって言って!と、私が祝わせたようなものなんだけれど。私の誕生日がはじまって、あなたに1番最初に言ってもらえて嬉しかったです。そしてホテルザッハのザッハトルテもプンシュもフォーも春巻きも美味しかった〜〜〜!寒かったので風邪を引いていないと良いんだけれど。

今日起きてからも色んな人からおめでとうというメッセージがLINEに来ていて、中には本当に数年ぶりにLINEをしたような友達もいたり、この人がお祝いしてくれるなんて!というような人もいて、うきうきした気持ちで学校に着いたらみんな教室のドアの前にいて、電車の都合でまだ先生が来ていなくて教室が開いてないみたいで。おはようと声をかけたら、隣の席の友人のMarianaさんが、Hinami~~~! 誕生日おめでとう!と言ってくれて、ハグした。その後、他のみんなも言ってくれて、順番にハグした。

学校の休憩中、いつも一緒に近くのパン屋に行ってパンを買って食べてる友達が2人いて、1人はMarianaさんで、もう1人はLidiaさん。2人は母国語が同じだからということもありとても仲が良い。私達の席は隣同士並んでいる。(Lidiaさん、Marianaさん、私、の順番)

あー、今日で最後のessenだねー、なんて話をしながらいつも通りパンを買いに、階段で外まで降りて。でもパン屋に着いたら、Lidiaさんが、ちょっとこっち来てー、って私をそのパン屋に入れてくれなくて(笑)、どうしたんだろ?休憩終わっちゃうわ!なんて思っていたら、

Marianaさんがパン屋から出てきて、なんとそこのパン屋にあるチョコレートマフィンを買って、ロウソクをさして誕生日ケーキに見立てて持ってきてくれて!教室に戻って、歌を歌ってくれて、ロウソクの火を消した。私のためにこうやって、いわゆるサプライズのようなお祝いをしてくれた友達は初めてだったから、の後になんて言葉をつければこの気持ちを表せられるのか分からないくらい。泣きそうになった。MarianaさんとLidiaさんは、いつも素敵なことを考えてくれるのだ。例えば、今週は試験のための補講の週で、"授業"が終わったのは先週だった。なので、授業の終わりに先生に花と手紙を渡そう!と考えてくれたのも2人だった。私は、先生の名前を手紙の封筒に日本字で書いた。

今日で補講も終わりだから、先生がみんなにお菓子を用意してくれていて、私の物には、お菓子と、それから誕生日プレゼント!と、私の誕生日が入っている銀製のキーホルダーがついていた。先生が事前に買って用意してくれていたことも本当に嬉しかった。

お礼と言ってはささやかなんだけれど、このクラスの人たちはみんな日本とか日本語に結構興味を持ってくれているから、ホワイトボードにみんなの名前を日本字と、分かるように横にローマ字でも書いた。喜んで写真を撮ってくれた。みんな何回もおめでとうと言ってくれた。

12月15日の土曜日には、いわゆるドイツ語検定のような試験がある。その日にまたみんなに会えるのも楽しみだし、テストの後みんなでグリューワインとかプンシュとか飲みにいくみたいだから、それも楽しみ、もう少し勉強しなくては。

 

家に帰ったらままが飾り付けをしてくれていた。それからままが作ったご飯を食べて、グリューワインを少し飲み、午前の嬉しい気持ちでそわそわしていたから気休め兼嬉しい気持ちを何かで昇華したくてショパンマズルカを弾いていたらチャイムが鳴って、出たら同じアパートの友人2人が、ひーちゃん誕生日おめでとう!と、プレゼントと手紙の入った袋を持ってきてくれた!2人とハグした。私は手紙を貰うのも書くのも大好きなんだけれど、本当に嬉しくて、また涙が出そうになった。さらに袋には、星の王子さまのドイツ語版と、部屋に置くアロマディフューザーが入っていた!2回目なんだけれど、私のために事前にプレゼントを用意してくれるということは本当に嬉しいことです。

日本の友達とLINEしていたら声が聴きたくなって5ヶ月ぶりに電話をした。いつもLINEで会話をしているからかLINEの延長線上にいて、それがどうしようもなく安心した。喋りすぎたと思うけど、喋り足りないとも思う。とにかく楽しかった。

夜は、ままと行きつけのフランス風カフェに行ってご飯を食べた。お店の人が私の好きなケーキやクッキーをサービスで作って出してくれた!

 

とりあえず書き残しておきたかったからものすごく散文。きっとまた修正します。

書き連ねたいことは、ひとつの出来事を書くとそれはもうあれもこれもと泉のように湧いてきてしまうんだけれど、逆に大切な思い出だから書かないようなこともあって、でも大切だから書きたい気持ちもあって、本当は、嬉しいとか、泣きそうとか、そんな簡単な言葉で表すのすら気が引けます。ウィーンに来て素敵な人達に出会いました。

LINEやインスタでおめでとうと言ってくれた人たちも、ありがとう!スタバのギフトカードをもらったんだけれど、こっちでは使えないので帰国したときに使えたら使います。

月曜日から風邪引いていて体調がすこぶる悪いんですけど、こんなに素敵に17歳の始まりを迎えられるなんて思っていませんでした。もう、既に良い1年になりましたという気持ちです。

シナモン 12/3

学校に着いてからいきなり、今すぐキャラメルマキアートが飲みたい!という気分になった。乾燥のせいか今日起きた直後から喉が痛くて、ちょうど昨日、同じアパートに住む友人からもらったジンジャーの喉飴を舐めた。時刻を見れば始業時間の9時を1分過ぎていたけれど、まだ2人来てないし、先生も来てないからセーフだ、と自分に言い聞かせ急ぎ足で5軒隣のいつものパン屋にキャラメルラテを買いに行った。休憩時間にもまたパンを買いに行くだろう。

注文したら、レジとは別の女の人が店の奥から出てきて、ああ、いつもの君ね。なんて顔をされながら、Hi,と声を掛けられたから、Hallo,と返しておいた。ちなみにHalloは、英語のHelloのドイツ語綴りなのだ。

その女性と、レジの女の人と、わたししかいない9時数分過ぎのパン屋。その女性が私のキャラメルマキアートを作っている間、レジの女の人が彼女の背中を愛しそうに撫でていたから、もしかすると2人は恋人同士なのかも知れないと思った。でも私には関係ない。

行き同様足早で教室に戻ったら、たった数分間の間に、さっきいなかった人たちも、先生も、もうみんな来ていた。このマキアート、私がそもそも甘いコーヒーを飲まないこともあって統計の母数は限りなく少ないんだけれど、今まで飲んだマキアートの中で1番美味しかった。でもこのパン屋の飲み物は高い。量と値段のそれを考えると、スタバより高いことになる。でも美味しい。それからパンは安い。

家に帰って、ままが作ってくれたオムレツを食べた。コーヒーを飲んだ上にパンも食べたからまた胃が痛い。何がご飯もお酒も控えようと思っているだよ、私はほんとうは全然控えるつもりなんかない。いや、お酒は本当に控えようと思っているんだけれど…。

今日はまじめに授業を受けながらも、大好きな、日本にいる飲み友達とLINEで会話していた。お酒はお互いほどほどにしようね、なんて言い合っておいた。言葉の力は凄いから、本当は全然その気なんかなく言ったり言われたとしても、割とちゃんと心に残るものなのだ。私たち2人ともお酒が大好きだけれど、あなたの身体のことは心配だ。多分あなたも私の身体を心配しているだろうから。なあんだ、みんなお酒に逃げてんじゃん、って。その通りだね。

お昼ご飯を食べてから、やる気がなかったのでまた好きなミュージシャンのラジオをままと聴いて過ごした。わたしの好きなミュージシャン3人がそのラジオ限定でコラボしていて、坂本九上を向いて歩こう 他、4曲ほど歌っていた。そのうちの1人の女性のことをままはすごくよく褒めていた。ままはサザンオールスターズ桑田佳祐が大好きで、年に何回かライブに行っている。他のミュージシャンに興味を持つことは本当に珍しい。日本帰ったら彼女のライブ行く?と尋ねたら、うん、と返ってきた。

月曜日は、夕方から音楽学校のある日。朝は傘をささなくても良い程度だけれど雨が降っていた。音楽学校に向かう為に外を出る頃には晴れていて、それが嬉しかったから一駅歩いた。今日は4度くらいあったから、あんまり寒くなかった。手袋なしでも全然へっちゃらだ。

レッスンの時は、もちろんピアノが弾きやすいような格好をしていく。今日はTシャツと黒いパーカーに黒いストッキング、黒い短パン。前髪が上手く作れなかったけれど、新しい香水をはたいてからマフラーを巻いてコートを着てポケットに手を突っ込み足を進める。

空を見上げれば、水色と生成色の曖昧な模様が浮かんでいる。すぐそこから天使が降りて来そうな色で悪くない。最寄り駅から地下鉄でKarlsplatzまで行きそこから更にバスに乗っていたら、今度はバスの大きな窓越しに夕焼けが現れた。携帯をいじっていた手を止めて、前方をずっと見ていた。冬の雨上がりのそれは一段と綺麗で眩しくて、風や空気がスワロフスキーのようにきらきらと光っていた。バスを降りてからも、夕焼けを見ながら歩いた。

 

 

広い部屋の隅 ベッドの上で1人音楽を聴いていると、どうしようもなくあなたに会いたくなってしまうよ 君の顔が浮かんだ 本を読もう。